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2025.07.11

“ねばならない”から自由になる。しっくり働くという選択

働くことは、“ねばならない”の集合だった

働くって「ねばならない」ことだらけ──
そんなふうに思い込んでいた時期が、僕にも確かにありました。

やらなきゃいけないことが山ほどあって
期待に応えなきゃいけなくて
遅くまで残ってでも結果を出さなきゃいけない

そんな“ねばならない”を、どこか誇らしげに背負っていた気がします。
歯を食いしばって働くことこそが正しいと、疑うことすらなかった。
頑張ることに疑問を持つなんて、甘えだと思っていたし、そう思い込もうとしていたのかもしれません。

ふとした瞬間に訪れた違和感

でも、年を重ねるにつれて──
何か大きな出来事があったわけでもないんですけど、
ふとした瞬間に、違和感を覚えるようになったんですよね。

「なんでこんなに頑張ってるんだっけ?」
「これ、本当に自分のやりたいことだったっけ?」

自分の中の声なのか、
誰かに刷り込まれた声なのか、
その境界線が、少しずつ曖昧になっていって。

働くこと自体を否定したいわけじゃない

もちろん、働くこと自体を否定したいわけじゃありません。
生きていくためには、働く必要があります。
衣食住を維持するための収入は、どうしたって必要で。

そこは、いわば“生きるための最低限のベース”として、割り切って受け止めている部分です。

でも、それ以上のところ──
「もっと稼がなきゃ」「もっと評価されなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」
そうやって積み上がっていく“ねばならない”の多くは、
ほんとうに自分が望んでいたことだったのか。

しっくり働くという生き方

働く時間って、人生の大半を占めると思うんです。
だからこそ、働くって、本当はもっと自由であってほしい。
自分らしくいられて、「ああ、生きてるな」と感じられるようなものであっていい。

「こうしたい」っていう気持ちや、
「こう在りたい」っていう感覚を、
もっと信じていいんじゃないかって思うんです。

“ちゃんと働く”ことよりも、
“しっくり働く”ことを選べたほうが、
きっと、健やかで、心の底から満たされる気がするんです。

この感覚を、ひとりでも多くの人へ

私の残りの“働く時間”は、
ただ自分のために使うだけではもったいないなと思っていて。

この “しっくり働く” という感覚を、
自分だけのものにしておくんじゃなくて、
一人でも多くの人に届けられるような、生き方をしたい。

そう思うようになったんです。
それが、今の仕事をはじめたモチベーションでもあります。

問いながら、少しずつつくる

僕自身も、まだまだ模索の途中です。
でも、問いながら歩くこの道の先に、
「働くって、こんなに心地よくていいんだ」って思えるような風景が
広がっていくと信じています。

そんな世界を、少しずつでも広げていけたら嬉しいなと、心から思っています。

“しっくり働く”を、自分のものにするために

「働くって、こうあるべき」ではなく、
「自分にとって、こうありたい」から始める。
キャリアセッションでは、そんな“しっくり働く”を見つける対話を大切にしています。
あなたの“ねばならない”の正体、いま一緒に見つめてみませんか。

2025年7月
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