LINE     無料面談を申し込む    
メニュー
Courses & Pricing Plans
Column
Recruit
Column
2025.09.24

思考のタイムリープ──5年後の自分と対話する時間

「5年後の自分は、どうなっていたいですか?」

そう問われて、すぐに答えられる人は多くありません。忙しい日々の中で、将来のことをじっくり考える余裕などない──そう感じる方もいるでしょう。けれど、忙しいからこそ、目標達成に向けてより効果的で、最短距離に近い道を選ぶ必要があります。

そのための方法のひとつが「思考のタイムリープ」です。
似た言葉に「タイムスリップ」がありますが、意味は少し違います。タイムスリップは肉体ごと時間を移動すること。一方、タイムリープは意識だけが過去や未来へ移動する現象や設定を指します。今回は、この“意識の未来旅行”を、キャリアデザインに活かしてみる提案です。

未来の情景を描く

静かな場所で目を閉じ、5年後の自分を思い浮かべてみてください。
誰と、どこで、どんな仕事をしているのか。そのとき、あなたの心はどんな感情で満たされているのか。できるだけ具体的に、細部まで描き出すことがポイントです。文字にしても、絵にしても構いません。私は歩きながら考えることも多く、浮かんだことはスマートフォンにメモしています。

大切なのは、心が少しでもワクワクする情景を選ぶこと。現実的かどうかは問いません。未来の自分が「これだ」と感じるイメージこそ、進むべき方向を示すコンパスになります。

未来の自分からのメッセージ

イメージが固まったら、その5年後の自分に問いかけてみてください。
「今の私に、何を伝えたい?」と。

返ってくる言葉は、人によってさまざまです。
「今のままで大丈夫」
「もっと大胆に行け」
「新しい環境に飛び出せ」
「人ともっと会え」
「大切な人との時間を増やせ」──。

そこには、今のあなたに必要なヒントが含まれています。そのメッセージを日々の選択や行動に取り入れることで、軸のあるキャリアの歩み方が自然と形づくられていきます。

一人では難しいなら

この作業、実は一人でやると意外と難しいものです。私も信頼するマイコーチの力を借りながら、定期的に“時空の旅”をしています。第三者の視点や問いかけが加わることで、自分では見えない可能性や盲点に気づけることがあります。

遠回りに見えて、最短の道

忙しいときこそ立ち止まり、未来の理想を想像する。
それは一見、遠回りに感じられるかもしれません。しかし、この時間を持つことで、日々の行動が目的地に向けて一直線につながる感覚を得られます。

5年後のあなたは、今のあなたに何と言うでしょうか。
その声を聞くために、少しだけ時間を取ってみませんか。

LINE 無料面談を申し込む